表面分析からこんなことがわかります

ホーム表面分析からこんなことがわかります > ラマン分光分析による汚染の同定−有機物異物(AN376)

はじめに

ラマン分光分析はレーザー光を試料の入射し、試料から散乱されるわずかに異なった光を調べることで、物質の分子構造や結晶構造を知ることが出来る手法です。具体的には、化学結合の種類と質の同定ができ、結晶化の度合いや結晶格子の歪みが分かります。

ラマン分光分析による汚染の同定−有機物異物(AN376)

汚染の起源を探る上で、汚染の化学組成を知ることは重要です。特に有機系の異物の場合、多くの考えられる汚染源の中から汚染を特定するには、材料の種類の厳密な同定が必須です。

また、多くの有機成分を分析する手法のほとんどが小さな有機物を分析することには制限があり、特に小さな有機物異物(例えば、5μm未満)の場合、より難しくなります。ラマン分光分析はしばしばこのような微小な異物の分析に最適な手法となります。

ここでは、表面に約1μm径の大きさの異物が検出され、ラマン分析法を用いて、この異物がポリプロピレンから成ることを突き止めることが出来た例を示します。

■ SEM image of particle found on surface
SEM image of particle found on surface
■ Raman spectrum of particle
Raman spectrum of particle
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