春夏秋冬

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■2017年11月20日 ローカル線の旅

2017年もあと1ヶ月少しを残すだけ。山々の色づきも下界に下りてきて何をするにも良い季節となりました。今年の10月は例年になく雨が多く、このまま秋を通り過ぎて冬が来てしまうのではと危惧されましたが、そう簡単に四季をすっ飛ばすことはないようです。以前のブログにも書いていますが、ローカル線の旅は私のライフワークの一つ。今年も出張のついでや週末に、いろいろなローカル線に乗りましたので一部を紹介します。

2月、九州でのセミナー後の一日を利用して、博多から海岸線を走る筑肥線、唐津線、伊万里線そして松浦鉄道で佐世保まで。小雪のちらつく寒い日でしたが、鉛色の空を移した海は荒々しくも愁いを帯びて神秘的でした。
3月末の週末の一日を使い豊橋から飯田までを走る飯田線を踏破。中間位置にある天竜峡はエメラルドグリーンの渓谷がとても美しく、渓谷と新緑の景色をおかずにいただいたおむすびは格別でした。
6月は福井での学会参加に先立ち、大回りして、京都から山陰線の綾部経由で舞鶴線、小浜線で敦賀へ。そして北陸本線で福井入り。さらに、福井のえちぜん鉄道と福井鉄道を全て乗り、大満足。
7月、関東鉄道常総線で取手から下館、水戸線経由で真岡鐵道踏破。真岡鐵道では初めてSLに乗車。でも、煙くて、すすが窓から入ってきて、快適とはほど遠い乗り物でした。SLは見るもので、乗るものではないと言うのが正直な感想。
10月は、夏休み代わりの一日休みを利用して大井川鐵道全線を踏破。丁度、紅葉が始まっていて、小雨にかすんだ渓谷は幻想的でした。
そして、11月。大津での学会参加の1日前に名古屋から東海道線で関ヶ原、米原経由で滋賀県入り。近江鉄道、信楽高原鉄道、草津線を踏破。ほぼ滋賀県の鉄道に乗った感じです。信楽駅では沢山の狸の置物が整列してお出迎えしてくれました。実は東海道線で一番乗りたかった大垣―米原の区間、関ヶ原駅を通過するこの区間は、いつもは新幹線であっという間に通過してしまう場所ですが、ローカル線で古戦場を感じながら通過するのは乙なものでした。

どこもゆっくりと走るといつもは気がつかないその土地-土地の風土を知ることが出来ます。例えば、家の造り方など。風土の違いは徐々に小さくなっていますが、ゆっくりと走ることで実はまだ特徴のある風土が個々に息づいているのが分り、面白いです。普段は忙しく、新幹線や飛行機で点と点をつなぐ移動ですが、たまには少しだけゆとりを持って線で移動してみると新しい発見があるかもしれません。

ちなみに、今年は番外編として、9月にSIMS国際会議出席後に英国国鉄も経験。ロンドンのキングスクロス駅から北に位置するリーズに行きました。車両故障のため途中駅で下ろされるハプニング付きでしたが、親切な車掌さんや乗客の皆さんのお陰で夜中に何とか目的地に到着出来ました。別の意味でよい列車の旅が出来ました。

■2017年11月20日 移転と池袋について

今月27日、移転することになりました。メルマガ77号でお伝えしたように、池袋の地で創業して25年。
同じ池袋内を東池袋3丁目から1丁目、そして今度は西池袋1丁目へと移動します。(詳細は下記参照)  池袋は日本で2番目に大きなターミナル駅を中心とした街でとても賑やかなところです。
今や渋谷とは異なった若者文化の発祥地でもあります。25年前この地で創業した時、私にとって池袋は 未知の街。大人の夜の遊び場的な街でした。20数年を経てアニメなどのポップカルチャーの聖地に変貌、 外国人の人口も増加の一途で、様々な人々・文化が混じり合い、新しいものを生み出すエネルギーを 発散し常に変化している街です。
弊社のような地味な会社は異質で、変化の多い池袋によくぞ25年も居続けられたと感慨深いものがあります。
でも、何でも取込む池袋だからこそ、我々も変化を享受し25年続けられたとも思います。
池袋はおしゃれとはいえないけれど、お買い物、ポップカルチャー、喧噪の駅周辺から静かな散策路等々 何でもありの面白い街です。是非、お天気の良い週末に訪れてみてはいかがでしょうか?

2017年8月の記事一覧
  • 08月15日 25周年を迎えて

■2017年08月15日 25周年を迎えて

弊社は設立25周年を迎えました。1992年7月会社設立時には四半世紀も会社が持続できるなど想像も出来ませんでしたが、長い日々の繰り返しを経て今日を迎えています。
お客様のご支援の賜物で、この場を借りて感謝申し上げます。また、EAGとの良い関係を継続できたことも大きな要因であったと思います。弊社には個性豊かなスタッフ14名が日々切磋琢磨しています。
紆余曲折のあった25年をエネルギーに溢れ、彩り豊かに進んで来られたのはスタッフのお陰であり何よりの宝物です。
分析サービス業は常にお客様からの材料ありきが前提となりますので、弊社の将来は今後の材料開発がどう進むのかと大きく関わりを持ち、どのような分析が期待されるかをきちんと予測して初めて将来設計が成り立ちます。まずは、30周年に向けて従業員一同気を引き締めると共に、今後も日本産業発展の一助となるべく日々の努力を怠らないよう精進して参りたいと思います。

2017年6月の記事一覧
  • 06月23日 SIMS分析技術の展望

■2017年06月23日 SIMS分析技術の展望

5月10、11日、修学旅行生で溢れる京都で、SISS19(SIMS分析技術に関する国際シンポジューム)に参加しました。
主催はSIMS研究会です。弊社も、長年本研究会に携わり、SIMSの活性化に努めてまいりました。
研究会の内容は、分析技術の成熟と産業界のニーズを反映し、今までとは随分特徴が変わってきていると感じています。特に、今まで多くの報告がなされてきたダイナミックSIMS(D-SIMS)からTOF-SIMS等のスタティックSIMS(S-SIMS)への変遷が見られております。このことは、D-SIMSの技術の成熟によるところでもありますが、その一方で、若手の研究者の減少やD-SIMSの残されている多くの課題の困難さによるところもあるのではいかと危惧しております。このような状況を少しでも打破し、SIMS分析への探求心を高められるように、微力ながら係わり続けたいと思います。

2019年、京都で2年毎のSIMS国際会議(SIMS22)が開催されます。
多くの日本の研究者やそれに携わる人々が参加されることを期待しています。

2017年3月の記事一覧
  • 03月17日 最近思うこと

■2017年03月17日 最近思うこと

桃の節句が終わり、天気の変化が早くなり季節の変わり目を感じる頃となりました。
桜前線もそろそろ気になります。

日々、お客様からの問合わせに対応していて気付くのは、分析技術を正確に、かつ平易に説明することの難しさです。お客様も研究者の方々ですのでイオンや電子など基本的なことは前提として、説明をすることが一般的です。でも、反対の立場の場合、同じ理工系知識でも分野や専門が変わればまず用語や付随する意味が変わり、理解に苦しむことがあります。それと同様で、自分では当たり前と思う事柄に対して言及せずに説明を続けると、肝心要の部分をご理解いただけないことがあるのを実感する場合があります。
要は、専門用語を使わず、如何に平易に表現できるか、そこが問われていると思うのです。
お客様は、材料に対して的確な試験を行ない、的確にデータを理解するのに必要な情報を得るために問合せをされるわけで、ただ専門的に説明することが必ずしも良しとはいえないと思うのです。 
新入社員の頃、上司から自分が理解しているのを確認するのに、両親に分析手法を説明してみなさい、と言われたことがあります。バックグラウンドがない親に対して、理解してもらうように話すのは簡単ではなく、平易に説明しようとすると自分が何も判っていないと気づかされたものでした。

今も、できるだけカタカナ用語を使わず、専門用語も制限して説明を試みますが、そうすると長大な文章になりがちで、結果として何を書いているのか分からなくなってしまうこともしばしばで、年数を経た今でも試行錯誤の繰り返しです。

2017年1月の記事一覧
  • 01月06日 新年のご挨拶

■2017年01月06日 新年のご挨拶

新年明けましておめでとうございます。旧年中はお引き立てを頂きありがとうございます。
今年、弊社は25周年を迎えました。2007年にEAGの傘下に入ってからも10年が経ちます。
日本のお客様にとってより良いサービスをご提供できるよう従業員一同努力・精進してまいります。
本年もどうぞ宜しくお願いいたします。

さて、比較的お天気にも恵まれて穏やかな年明けとなりました。一方、海外に眼を向けると今年もトルコのテロや中国空母の動きなど物騒なニュースが飛び込んできています。欧州でも今年は選挙で保護主義が台頭しそうな様相ですし、異分子との共存を受け入れるのは簡単ではないようです。
「トランプ占い?」ではないけれどまずは海外情勢に注目でしょうか。技術面ではAI技術の動向が気になります。AIは人を助ける技術として研究されてきていますが、その賢さの進歩は人間の想定から外れつつあるように思えます。新しい技術が現れるとそれまでの常識が大きく覆り、別の当たり前に取って代わられるのを多くの歴史から学んできています。数年後はAIが常識になる世が来るのは必然でしょう。
その時、人間社会が「支配される」側にならないための議論をしていかなければ、AIとの「共存」は難しいかもしれません。
人間同士の共存、そしてAIとの共存、いずれを可能にするのにも人間社会の力が試されているのかもしれません。

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