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2015年11月の記事一覧
  • 11月18日 第3の次世代パワーデバイス材料

■2015年11月18日 第3の次世代パワーデバイス材料

紅葉が徐々に山から街に近づき、深まりつつある秋を満喫できる良い季候となりました。先週、IWGO-Ga2O3研究会に出席のため京都を訪れました。開催地の京都大学・桂キャンパスでは山が色づき初めて、高台にあるキャンパスからは京都が一望できました。晴天と紅葉を背景にした京都の全景はすばらしいものでした。

さて、IGWOの研究会は100名程度の小規模なものでしたが、北東欧系の研究者の割合が多いのに驚きました。欧州勢のこの材料への関心の高さが計り知れます。第3の次世代パワーデバイスとして注目を浴びる酸化ガリウム。
P型の実現の困難さや熱伝導率の低さなど課題は多いようですが、チャレンジングな材料に対して果敢に研究されておられる方々の議論は非常に熱いものでした。弊社でも酸化ガリウムの発展に多少でも貢献出来るよう、他の酸化物半導体材料と共に、さらなる標準試料作製や測定の精度向上に努めたいと思います。

2015年9月の記事一覧
  • 09月25日 全ての女性が輝く社会づくりとは…

■2015年09月25日 全ての女性が輝く社会づくりとは…

秋雨前線の活動が例年より早い気がする今日この頃です。季節の変わり目で体調を崩している方もちらほら。
体調を万全にして気持ちの良い秋を迎えたいものです。

さて、「世界の勇気ある女性賞」*に小酒部さやかさんが日本人として始めて選ばれました。小酒部さんはマタハラの被害者支援に取り組む活動をされていて、それが評価されての授賞です。同じ女性として勇気ある活動に尊敬の念を覚えます。その反面、このような活動をしなければいけない社会を憂いもします。
日本では未だに女性が仕事をしようすると男性よりも何倍もの勇気ある行動を起こさなければいけないという現実があります。この背景には「性別役割分担」という根本的な考え方があるせいかなと思います。例えば、母親は家で子育てと家事、父親は外で仕事などです。多くの施策が未だに「性別役割分担」を前提として議論されていて、この考えから脱することは困難を伴うことがうかがえます。

また、企業の中でも、女性は補助業務というのが一般化しています。弊社でもしかりで、前身の会社からの慣習を引き継いでいて、その垣根を壊すのは容易ではありません。でも、弊社の場合を取ってみると垣根を作っているのは女性自身であるのでは?と思っています。結局は、女性一人一人が「勇気ある」考えをもち、行動することが一番重要なのではないかと考えます。
政府が推進する「すべての女性が輝く社会づくり」は、誰かがお膳立てをして与えてくれるものではなく、男性も含めた一人一人の勇気ある考えと行動から生み出されるものではないでしょうか。
今回の賞をきっかけとして、職場・家庭で「性別役割分担」について意見を交わしてみてはいかがでしょう?

*「勇気ある女性賞」はアメリカ国務省が2007年から始めたもので、人権擁護や女性の地位向上などに貢献した女性を表彰している。(出典;「The Huffington Post」)

2015年7月の記事一覧
  • 07月30日 セミナー御礼と日本列島のざわめき

■2015年07月30日 セミナー御礼と日本列島のざわめき

先週、第16回基礎セミナーを無事終えることが出来ました。
お忙しい中終日ご参加いただきました皆様、大変お疲れ様でした。今回もほぼ出席率100%で、熱心に聴講頂き誠に感謝しております。今後も内容を改善しつつ開催してまいりますのでご期待ください。

さて、近年あちらこちらで火山噴火のニュースが飛び込んできます。直近では口之永良部島の噴火で全島民避難や、浅間山や箱根山の噴火など日本列島の下でざわめきが大きくなっているのを感じます。週末に箱根をドライブしましたが、十分に離れている場所からも噴煙が見えたり、硫黄臭があったりで本当に噴火しているのだと実感しました。また、目に見えて観光客が減っているのが分かり、地元の方々は噴火の不安とビジネスの不安両方を抱えてストレスは相当でしょう。折角富士山が世界自然遺産に登録されてさらに観光客が増えることが見込まれていた矢先の出来事に不安はつきないと推察します。近い将来、富士山も噴火する可能性があり、その際には東京の都市機能が不全に陥るとも言われており、とても他人事だといえません。
日本の活火山の数は小規模のガス放出などを含めると100余りもあります。これらの山々はほとんどが有名観光地で、人々は火山の恩恵を受けて暮らしています。でも、日本列島の上に住んでいる限り、どこに住んでいても地震や火山などの自然の脅威を忘れてはいけません。 でも自然があって我々の生活や社会が成り立っているのも真です。
どんなに技術が発展しても人間の営みは自然の前ではやはり微力だと言うことを認識して、自然に対して感謝と謙虚さを持って向き合うべきだろうと考える今日この頃です。

口之永良部島、箱根山の早い沈静化をお祈りしております。

2015年5月の記事一覧
  • 05月19日 「ゆるキャリ」仕事と自分の生活を充実させるには

■2015年05月19日 「ゆるキャリ」仕事と自分の生活を充実させるには

「ゆるキャリ」。エッセイストの葉石かおり氏が生んだ言葉だそうです。自分自身の生活を大事にし、謳歌しながら、かつキャリアも積んでいくという生き方を提唱しています。この言葉、一見、仕事量を抑えて、自分の時間を作ると思いがち。また「ゆるキャリ」を仕事や家庭を理由にしてそこそこに仕事をする女性への批判的言葉として利用されている場合もあるようですが、決してそうではありません。時間は1日24時間。これは皆に平等に与えられた時間であり、朝から深夜まで仕事をして、くたくたになり週末も何もせずに終る生活が精神的に良いはずはなく、結果として仕事の生産性も失われるでしょう。むしろ、仕事と自分に線を引き、自分の活動を仕事以外で充実させれば、精神的に健康に なり、仕事の充実・生産性の向上に繋がっていくに違いありません。これは男女に関係なく、すべての人の働き方や生 き方に当てはまることではないでしょうか。

弊社では、従業員が比較的公私をしっかり区別して仕事しているように見えますが、他のEAGラボの人達、特に西欧系の人達は本当に休みを取るのが上手で、我々などはまだまだ休みの取り方や余暇の楽しみ方を知らないと思います。
もちろん、決して仕事をおろそかにしているのではなく、自分の確固たる生き方の一部に仕事が位置づけられていて、 精神的な豊かさを持っていると感じます。

弊社では女性比率が70%と多いので、一人一人が家庭とのバランスをとって精神的にゆとりをもってもらうことは弊社の生産性を高めるために不可欠です。皆が大いに仕事をしながらかつ精神的なゆとりを得るにはどうしたらよいか、最近の関心事であり、会社の課題でもあります。

2015年3月の記事一覧
  • 03月23日 最先端技術が受け入れられる場所

■2015年03月23日 最先端技術が受け入れられる場所

最近続けて2回ほどカリフォルニア(以下、CA)を訪れる機会がありました。シリコンバレーには世界の最先端技術をリードする会社が多いので、最新技術が利用されている場面を目にする機会が多く、訪れる毎に新しい事柄を目にします。
今回、特に感じたのがプラグインハイブリッドや電気自動車の動向でした。今や、ハイブリットは当たり前、「プラグイン」が台頭してきている様子を目にしました。

シリコンバレーでは最先端技術を受け入れる土壌があると思います。政策がらみもあるとは思いますが人々は新しい物を自由に受け入れているようです。友人宅では、屋根の太陽電池で発電、屋内の電気はもちろん、庭の水やり・車の充電・余剰電気を売電するのは日常の事柄で、それらをスマホで管理しています。テスラーの販売所が拡充しているのは1年前にはなかった光景でしたし、多くの人々がアップルウォッチを心待ちにしている様子をスーパーマーケットで目にしたことは興味深く、また友人夫婦がアップルウォッチの是非を熱く論じていたのも面白い事柄でした。
シリコンバレーは先端技術を批判することを虎視眈々と待構えている批評家が溢れている場所であり、同時に重要なマーケッターと共存する場所でもあると思います。企業はそれらの声を無視出来ず、デバイスの方向性を決定する場所の一つでもあるといえましょう。CAはダブーを打ち破り未知の事柄を受け入れる役割を果たしている場所なのかもしれない、と思った今回の出張旅行でした。

2015年1月の記事一覧
  • 01月15日 2015年、年頭にあたり

■2014年01月15日 2015年、年頭にあたり

新年、明けましておめでとうございます。
本年も分析サービス業の発展とより良いデータの提供を目標に尽力してまいります。また、昨年よりスタートしました環境化学の試験分野でも、さらに密に支援させていただくには何をすべきか思索を続けてまいります。どうぞ宜しくお願いいたします。

さて、親会社であるEAGでは、昨年CEO, CFOなどのトップが刷新、組織変革が進行中です。
EAGは母体の36年の歴史を持つ材料解析事業部(MC)、電子デバイス試験・評価事業部(MTE)、そして農薬・試薬の環境試験事業部(CE)と起源の異なる3つの事業から成ります。2005年から始まったM&A戦略からようやく今の姿に集約しようとしています。源を異にし、異なった文化を持つ複数の組織を一つにまとめるのは至難の業で、新CEOの手腕が試された2014年でした。
2014年は個々の良い文化は残しつつ、大きな組織変更を行いました。2015年はその変化を発展への軌道に乗せる年になるでしょう。

弊社がご提供している分析はすべて最先端の材料開発と寄り添っていかなければならず、常に最高性能が求められます。最高性能を維持し続けるには設備投資と人材投資が欠かせません。
EAGは独立系の分析・試験サービス会社で、自前で高額の装置を導入し続けることは並大抵ではありません。ですから、設備投資を適時・的確に行って行くにはM&Aは不可欠な選択でした。
ナノサイエンスはその中にあって、依然ユニークな存在です。弊社のクオリティは人材で決まります。
弊社が持つ文化を力に換え、EAGと共に発展できる年にして参りたいと思います。

皆様におかれましても、健康第一で、発展の見える良い一年となりますことをお祈りしております。

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