春夏秋冬

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2013年1月の記事一覧
  • 01月10日「2013年を迎えて」

■2013年01月10日 「2013年を迎えて」

新年明けましておめでとうございます。
昨年末の政権交代、米国財政危機の当面の回避などをうけての期待感から、株価上昇と円安傾向で年明けを迎えました。景気が回復することは国民全ての希望でもあります。期待が継続・実現していくことを強く望みます。そして、2013年が皆様にとりましてよい年になりますことをお祈り申し上げます。

さて、新年恒例の「箱根駅伝」が2・3日に行なわれ、日本体育大学が総合優勝しました。日体大は昨年19位と惨敗したため、予選会を勝ち抜いての優勝でした。まさに、地獄から天国という感じでしょうか。私はこの箱根駅伝が大好きです。箱根駅伝には他のスポーツ競技にない面白さがあるからです。第1に、他の陸上競技と異なり、10人全員が20kmあまりの距離を走ることと全員の走力が平均以上で安定していなければならないという点、走るという個人競技でありながら、たすきを繋ぐというチーム競技であるという点です。上位の選手はもちろんのこと、下位の選手まで母校のたすきを繋ぐために全力を尽くす姿は感動そのものです。日体大は昨年の惨敗を受けて、基本を見直して今年を迎えたそうです。基本とは、食事・時間管理など人としての基本である規則正しい生活を送ること。そこから強い心が生まれ、チーム力のアップに繋がっていったそうです。1区から10区まで本当に安定したチームだったと思います。選手たちの顔は皆、誇らしい表情だったのが印象的でした。
弊社も基本に立ち返り、誠実にお客様の問題と向き合い、一つずつ丁寧に結果を導いていきたいと思います。今年もどうぞよろしくお願い致します。

2013年2月の記事一覧
  • 02月19日「SIMS Off-site Meetingとニューヨーク」

■2013年02月19日 「SIMS Off-site Meetingとニューヨーク」

2月2日、3日にEAG内のSIMS分析者を対象とした研修「SIMS Off-site Meeting」に参加してきました。このミーティングは毎年、SIMS分析者同士の交流と情報交換を目的として行われる研修です。中国、台湾や米国内の複数のラボに所属するEAG内全てのSIMS分析者を対象としており、多くの分析者と会えるチャンスなので弊社でも毎年参加しています。昨年はカリフォルニアで行われたのですが、今回はニュージャージー州のジャージーシティのホテルで行われました。土日に開催するのは、ご依頼の分析の納期に影響を与えないための措置です。SIMSの分析者は現在世界各国総勢50名程度になっています。全員の参加は無理ですが、それでも、今回は35名程度のSIMS分析者が集まりました。SIMS分析は依然として解明されていない事柄の多い分析手法です。ですから、普段分析をしている時の疑問点などを共有することは非常に有益なことです。弊社も営業部隊ではありますが、毎日のデータ解釈の中でSIMS分析に対する疑問点をクリアにしていかなければなりませんので、こういう場に参加することには、意義深いことです。今回も収穫のあるミーティングでした。

2013年2月2日、NYCをバックにしてSIMS分析者達と。(氷点下の中で撮影) さて、ジャージ・シティーは、ハドソン川をはさんでニューヨークシティ(NYC)、いわゆるマンハッタンの対岸に位置します。NYCを眺めるのには絶好の場所で、特にNYCの夜景は絶景です。今回はミーティングの最後にNYCをバックに記念撮影を行いました。(写真参照) 後ろに見えるひときわ高いビルは、現在建設中の新しいワールドトレードセンタービルです。実は、私は2001年8月、あの9.11の1ヶ月前に同じ場所を訪れています。撮影角度は少し違いますが、ほぼ同じ位置から眺めたNYCです。NYCは以前と変わらず立派で、新ワールドトレードセンタービルもさらに高くなるようで、世界の中心であり続けていることを誇示しているようでもあります。しかし、12年も経ったのに元には戻れていません。また、ワールドトレードセンター付近やウォール街付近では昨年のハリケーン「サンディ」の浸水被害から回復できておらず、ジャージー・シティからワールドトレードセンターを繋ぐPATHという鉄道や地下鉄の一部は依然として運行を見合わせていました。繁栄の象徴ともいうべきマンハッタンの雄姿とは裏腹に、自然の猛威やテロの前には無防備である大都市の危うさも実感しました。

2013年3月の記事一覧
  • 03月14日「環境と国境と地球」

■2013年03月14日 「環境と国境と地球」

ようやく春めいてきました。春は日差しの明るさや芽吹きなど多くの楽しみがある反面、花粉などのアレルギー物質 の飛散が多くなる悩ましい季節でもあります。

さて、アレルギー物質というと、近年話題のPM2.5が気になります。
PM2.5の原因物質のひとつの揮発性化学物質は増え続け、大気汚染原因物質を規制するのは簡単ではありません。それだけでなく、お隣の中国の深刻な大気汚染がわが国のPM2.5の規制をより難しくしています。国境を越えて飛来してくる物質は制限するすべがなく、大気汚染は一国だけの問題ではなくなり、悩みは深まります。2年前の東日本大震災の津波で流された瓦礫が、今やアメリカ大陸西海岸の環境に深刻な影響を与えつつあります。この事実は、自然災害が人工物質で溢れている街を襲うと、地球規模の環境問題に拡大するということを物語っています。自然災害も、人為的災害といえる公害問題も、地球に影響を及ぼす同じ環境問題なのだと思い知らされます。

わが国は今、近隣諸国と領土問題などで緊張状態が続いています。でも、地球環境を考えると国境なんて些細なことに思えてきます。けれど、環境を考えるときには経済問題と切り離せず、経済問題は、政治問題になり、国の利害が絡む問題へと発展します。更に悩みは深まるようです。地球環境を考えたとき、私たちは「地球人」でいることはできないのでしょうか?

2013年5月の記事一覧
  • 05月30日「勇気を持って前へ、そして新サービスの紹介」

■2013年05月30日 「勇気を持って前へ、そして新サービスの紹介」

花の季節から新緑の季節へ移行し、気持ちの良い季節になりましたが、季節とは裏腹に、分析サービス業界には景気回復の兆しは見えません。分析は相変わらず、一番初めに予算カットの対象になる地位から抜け出せないようです。

さて、今シリコンバレーで話題になっている本、フェイスブックCOOのシェリル・サンドバーグ氏の「Lean In」。 女性が仕事、社会の場で、勇気を出して身を乗り出そう(lean in)との意味で、女性の立場について語られています。
女性が女性の立場について語る時、異性・同性どちらからも非難の対象になる場合があり、非常に勇気のある本であると思います。男女に限らず、勇気を持って前に進んでいかなければいけないと感じます。

今年、新しいTOF-SIMS装置が導入され、すでに分析サービスを開始しております。本装置の特徴の一つが、Arクラスターイオン銃(GCIB)が搭載されていることです。今までは、有機物試料に対して、スパッタリングを応用して深さ方向の分布を測定することは出来ませんでした。スパッタリングにより化学構造が破壊されてしまうためでした。
GCIBではダメージが最小限になり、化学構造を保ったまま深さ方向が行う事が可能となります。
また、TOF-SIMSのデータでは試料表面の吸着汚染層の存在が時にデータの解釈を難しくしたり、曖昧にしたりと影響がありました。
GCIBで表面を軽くスパッタすることでサブ表面の情報を明確に取得できるようになり、有効な手段であると考えています。
ご興味のある方は、是非お問い合わせ下さい。応用例として、人毛表面の分析例を添付します。黒髪と白髪の対比を行い、表面のトータルイオン像に違いが見られます。また、表面からの深さ方向分析では、Naやアミンに分布が見られます。

詳細は、以下を参照下さい。
http://www.nanoscience.co.jp/application_notes/surface_analysis_MG130522.html

2013年7月の記事一覧
  • 07月10日「参議院選挙について」

■2013年07月10日 「参議院選挙について」

関東では先週から急に暑さが厳しくなり、いよいよ夏本番です。
先週金曜日、第12回分析基礎セミナーを開催いたしました。蒸し暑い中ご参加いただきました皆様、有難うございました。
アンケートなどを参考にさせていただきながら、今後も改良をしていきたいと思っております。

さて、参院選に突入して、街頭では選挙戦の雑音でかしましいことこの上ありません。週末の朝、静かな時間を過ごしていたのに、選挙の雑音で静けさは打ち破られ、腹立たしい限りです。
名前や政党を連呼する方法は古いと感じています。有権者が知りたいのは、候補者が何を考え、どう行動するかです。
普段は活動をしているのか全くわからない候補者が、選挙の時だけ名前を連呼し、笑顔で手を振っている姿を見ると、実のないところに花はないと感じるのは私だけでしょうか。

「アベノミクス」に期待する向きは多くありますが、残念ながら、分析サービス業界には、アベノミクスの恩恵は全く感じられません。いくつかの製造業では上向いているようですが、わが業界へ波及してくるのかは不透明です。
我々ができることは、今出来ることを考え、社会の動向を探りつつ質の高い、丁寧なサービスをきちんとご提供していくことを実行していくのみです。
不毛な参院選に終らないことを有権者との一人として、切に願い、考える夏です。

2013年9月の記事一覧
  • 09月13日「TWHM2013-楽しい?学会」

■2013年09月13日 「TWHM2013-楽しい?学会」

先週、函館で開催されたTWHM2013に参加してまいりました。最先端の電子デバイスの研究者が集まるワークショップで、今回は、窒化物半導体系電子デバイスに関する研究発表が主でした。様々な方々とお話をさせていただき、有意義な3日間でした。

さて、学会2日目の午後、恒例のソーシャルイベントであるエクスカーション(観光)で、観光農園を訪れました。 
プラム、プルーン、スィートコーン、トマト、パプリカ等々の畑を食べ歩き、採りたての瑞々しい果物・野菜は感嘆ものでした。特に、生のパプリカがジューシーでおいしかった。生の野菜のおいしさを発見した思いです。
(ご馳走様でした!) でも、一番の発見は、研究者の皆さんが、とてもやさしい顔になり、子供のようだったことです。
研究会では小難しい顔の先生方・研究者たち、外国人も日本人も、嬉々として、実をとって頬張る様子は、本当に微笑ましいものでした。学会では近づき難い大御所の先生方とも言葉を交わすことが出来、本当に楽しく、かつ有意義な時間でした。

近年、学会運営のコスト削減などからソーシャルイベント不要論や不参加論もあるようですが、今回の経験から、人間関係を築くという意味で、その必要性を知った思いです。どんな仕事も良い人間関係がなければ、良い方向へと導かれません。たとえ考え方に違いがあっても、人としての関係に違いを感じる必要性はないのだと思います。

2013年11月の記事一覧
  • 11月14日「自然の猛威と温暖化について」

■2013年11月14日 「自然の猛威と温暖化について」

冬の到来を告げる木枯らし一番が各地で吹き荒れました。暑い夏から一転、今年は秋が短く、冬が早まっています。フィリピンでは最大級の台風により壊滅的な被害を受けました。一刻も早く食料・衣類が被災地に届くことを祈ります。このところの各地を襲う大型台風、豪雨などの自然の猛威は地球温暖化と切り離せない事象でしょう。あの東日本大震災以降、温暖化はタブーになってしまったかのようにひっそりとしか語られないような気がします。けれども、温暖化が止まったわけでなく、官民を挙げて立ち向かっていかなければならない課題です。発電の問題があるにしろ、温暖化に対して後ろ向きになってはいけないでしょう。また、日本にはそれに対応する技術力があると信じています。

政府がCO2排出に関する目標値を下げましたが、トップが高い目標を掲げることで、技術革新、規制緩和、マーケットの変革が加速すると思っています。今後、地震も含めて、常に自然の猛威と戦っていかなければならないことが予測されます。地球とともにある社会のあり方を考え、そして技術の開発を祈念したいと思います。

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