春夏秋冬

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■2012年12月26日 「2012年の反省」

クリスマスが終わり、2012年も秒読み段階に入りました。今年はクリスマスイブが休みということで、恋人、友達、家族とクリスマスを過ごした人も多かったのではないでしょうか。 ところで、「クリぼっち」という言葉をご存知ですか? クリスマスをひとりぼっちで過ごす人のことを呼ぶそうです。最近は、クリぼっちを楽しむ(?)人が増えているとか・・・・。 ケーキやディナーなどの一人用商品・サービスの需要は増加傾向のよう。 女性も男性も仕事が忙しく、出会いの場が少なく、結果としてクリぼっちが増えているのでしょうか。それとも、出会いの場の少なさだけでなく、人とのつながりが希薄になっていることも要因の一つかもしれませんね。 3.11の震災で人とのつながりの大切さをみんなが実感したはずですが、つながりを作るのは容易ではないし、それが出来にくい社会体制になっているということでしょうか。

さて、今年の反省をする時期です。弊社では20周年目ということで記念セミナーなどを行い、会社としての活動としては、それなりに結果を出せたのではないかと思っていますが、社内マネージメントという点では課題の多い年でした。社長を仰せ付かってから丸6年が経ちましたが、あっという間の6年、社長としてやらなければならない社内規定の見直しや内部統制基準作りなど手がつけられないまま、6年も経ってしまった感があります。法律改正などの後手に回っています。そして、切羽詰ってきた課題が、定年制の見直しです。来年4月から、雇用延長制度が全企業に義務付けられます。弊社では、今までは対象になる人がいなかったので後回しにしていましたが、もうそれも許されなくなっています。反省しきりです。
また、私自身は人を束ねることの難しさを実感した年でもありました。人と関わりを持ち、維持していくことは決して簡単ではありません。同じ言葉を発しても、人によって感じ方が違う。かかわりを持つことは人を信頼することが前提としてあり、自分の信頼性を試されているのだと実感した年でした。一つ屋根の下で働いているのに疎外感を感じるような希薄な係わり合いを、排除しなければならないと思います。そのためにも、まず、先頭に立つものとして、私自身が変わること。もっと成熟した信頼をされる人になるべく努力をしていかなければなりません。社内から人とのつながりを強く感じていける年にしたいと思います。

来年は、親会社のEAGで複数の新分析サービスがスタートします。年明けにはアナウンスを開始していく予定です。新しい技術を目にするのはわくわくすることです。お客様にとって有意義なサービスをご提供できるよう、さらに精進してまいります。是非、ご期待ください。

よい年をお迎えください。

■2012年12月18日 「スパイの道具」

映画「007スカイフォール」を見てきました。50周年ということで昔の007映画に出てきた車や道具が登場したりして、007ファンにはたまらない内容になっていたのではないでしょうか。スパイ・SF映画を見るときの楽しみの一つは現実にはない道具や乗り物を見ることです。でも、最近は実社会での技術革新もあり、映画の中ですごいと思う道具を見ることが少なくなり、少し残念。

さて、一昔前のスパイの道具を列記すると、テレビ電話、通信機器やカメラなどの様々な機能を搭載した腕時計、コンタクトレンズ型カメラ、爆弾機能搭載のペン、水陸空自在な車、などなど・・・。 あったら面白いと思わせる物ばかりでした。これはスパイものに限らず、未来を描いた作品には「おおっ!」といわせる道具が多く出てきました。でも、最近の技術開発によりかなりの道具が、すでに我々の手元にあったり、需要さえあれば製作も可能だと予測できるようになりました。典型的なのは、携帯電話(或いはスマートフォン)。電話に時計、コンピュータ、カメラ、インターネット、TV等々、お財布機能までつければ、電話一つでどこでもいけて、なんでも記録できるようになりました。まさに、一昔前のスパイの道具が日常の道具となったのです。今までは小説家や映像製作者の想像力から、様々な技術や道具が創作され、やがて技術の革新によってそれらの創作物が実現されるという道筋を辿ってきたように思います。こんなものがほしい、こんな社会になったらいいなと夢を語ったり、創造することは、技術革新にとっても大切なんだということがわかります。たぶん、今、第一線で活躍されている技術者の方々も小さい頃に見た映画や映像情報から夢を与えられ、それがモチベーションの一つになっていることも多いのではないでしょうか。

さて、今回の007、残念ながら目新しい道具は出てきませんでしたが、いまやコンピュータのハッキングが国家の脅威、つまり敵であることを示していました。ハッカーとの戦いは今後のスパイ合戦に重要な意味を与えるようです。
弊社でも、お客様の大切な情報を取り扱いますので、今後ますますネットワークのセキュリティにはコストをかけていかなければならないでしょう。頭の痛い課題の一つです。

■2012年12月4日 「女性と仕事を考える」

前回のブログで男女平等度の日本の順位が101位であったことを記しました。この順位について、社内でも多少話題になりました。男性諸氏中、納得できるという意見とそうでないという意見が聞かれました。納得できないといっている男性の意見は、弊社内でも家庭でもどちらかというと女性の発言力が大きいので、この順位を聞いてもぴんと来ないというのです。確かに一理あります。これから考えられるのは、比較的小さなコミュニティでは、女性が十分なイニシアチブを発揮できているけれども、それが広くに及んでいないし、社会全体の問題として捉え難くなっているかもしれないと思います。このことが、働く女性への理解不足や全体の意識改革に遅れをもたらしているのかもしれないと思います。

私事ですが、自分は理系大学を卒業後、家電メーカーに就職しました。その時には家電・電気メーカーが理系大卒女子を男子大卒者と同じように採用し始めた第2期生でした。そのためか、入社時から「君達ががんばらなければ、理系大卒女子はこんなものかと判断され、続く後輩たちの採用に影響を与える」と大きなプレッシャーをかけ続けられたのを今でも覚えています。同時期に入社した男性にはそのようなプレッシャーはありません。結局、4-5年後には同期で入社した技術系女子は、結婚を機に次々と辞めてしまいました。働き続けるという強い意志はもちろんですが、同時に強いプレッシャーを跳ね返すだけの高いモチベーションも必要でした。結局、そこまでして働き続ける意味を見出せなくなった時、辞めるという選択肢を考えるようになったのです。私自身も一端会社を辞め、転職という道を選択しましたし、同期の多くが専業主婦の道を選んでいます。また、90年代初期に多くの企業でSIMS分析に携わっていた優秀な女性達が仕事の場から去っていったのを知っています。あるとても優秀な女性技術者がいました。その方は、結婚後も子育てしながら、とても良い仕事をされていました。学会等で会った時にはお互い励ましあったものです。それでも、その方もプレッシャーには勝てず、仕事の場から去って行きました。
男女雇用機会均等法、育児休業法等々もあり、理系に限らず、女性の就職率向上、離職率低下など改善はなされてきていると思います。しかし、やはり遅々としている。決して大きく改善しているといえないのが正直な感想です。今でも女性が仕事を続けるには、多くのプレッシャーを跳ね除ける強い意志と強いモチベーションが必要なのは、全く変わっていません。仕事をするのに甘えは禁物です。でも、仕事とは別の次元の圧力のためにあきらめざるを得ない状況は、なくさなければなりません。

でも、ここで後輩女子諸氏に言いたい。周りの理解がないとか、社会体制が整っていないとか文句を言うより、前に進む意志を持って自ら進むことが大切だということです。がんばっていれば必ず味方が増殖し、それが社会体制を変える要因になるでしょう。がんばっている女性を応援し続けたいと思いますし、弊社も女性の地位向上のための意識改革をしていかなければならないと強く思います。

2012年11月の記事一覧
  • 11月27日「2012年男女平等について」

■2012年11月27日 「2012年男女平等について」

2012年世界経済フォーラムで発表された「男女格差報告」で日本の順位はなんと135国中で101位の低さでした。2010年11月の本ブログでもこの男女平等について取り上げましたが、2010年は94位(2010年報告)で、2011年は98位。そして今年は101位。2年連続下落していることに驚くと共に、でもやっぱりそうか、と納得する部分もあります。2012年の報告では、アイスランドが1位、2位フィンランド、3位ノルウェー、4位スウェーデンと北欧の国々が上位を占めています。日本は経済大国としてG20のグループに入っているにもかかわらず、最低水準。この最たる要因は、「経済活動への参加と機会」と「政治への関与」のカテゴリーのランクが100位以下で全体のランクを押し下げる形のよう。教育水準は1位なのにそれがうまく社会で活用されていないと評価されているようです。
10月のIMF年次総会で来日していたクリスティーヌ・ラガルド専務理事も「女性が日本を救う」、女性の労働参加率を欧州並みに引き上げれば、日本の衰退は止まると提言しました。労働参加率だけの単純な問題ではありませんが、少なくとも外から見て日本の経済が停滞していることは世界の懸念材料であり、その一端として、日本の女性が経済活動に多く関与していないことがあると見られているということはよくわかります。

弊社では、社員13人の内、女性は8人(62%)を占めており、女性の働きなしに仕事を進めることは不可能です。しかし、職制としてはほとんどの女性が補佐業務をしており、主担当として表に出る仕事を担っているわけではありません。これは、商社時代からの慣習を引きずっていることにも要因があります。技術営業に女性を採用したいと長年思っていますが、思うようには実現しません。また、女性の就業年数も男性ほどは長く働いてくれると期待できず、残念ながら3年ぐらい働くと辞める傾向にあります。経営者としての私の責任はあると思いますが、それだけではないように思います。また、10月から11月にかけて、2回程パワー半導体関連の国際会議に参加する機会がありましたが、参加者の多くは男性で、女性の参加者のほとんどは外国人研究者でした。弊社だけではなく、関連業界でも女性の進出が多くは進んでいないと感じます。私自体は20年来同じ業界で半導体や関連材料のお客様を訪問させていただいていますが、商談室などで見かける女性数に、この20年間あまり違いを感じません。むしろ90年代中頃のほうが女性の技術者をより多く見かけたように思います。最近は、同じ関連業界での女性の数が減っているような気がしてなりません。皆さんはどうお感じでしょうか?

グローバルジェンダーギャップレポートの詳細は、報告書をご参照下さい。

2012年7月の記事一覧
  • 07月23日「元素のふしぎ展について」

■2012年07月23日 「元素のふしぎ展について」

上野の国立科学博物館で開催中の「元素のふしぎ展」に行ってきました。4月から楽しみにしていたので展覧会初日に訪れました。118の元素をすべて展示したもので、はじめは元素の誕生から宇宙、地球、人それぞれの構成元素の違いを比較しつつすべてが元素から成り立っていることを説明しています。対象は子供たちや科学に携わらない人々のようですが、これから元素を勉強し始める小学生には元素が面白いと感じられ、周期表を勉強し始める中学生には興味をかき立てる内容で、高校生に対しては復習に最適な内容となっています。元素の性質やどこで何が利用されているかを知ることは、化学・物理に携わらなくても重要になってきています。われわれの生活がいかに希少な元素によって成り立っているかを知り、一人ひとりの生活や仕事を考えるきっかけになります。いまや、報道でレアアース、レアメタルの言葉が飛び交い、国際問題にもなっていますが、なぜそれらが必要なのか、それらが生活にどう影響を与えているのかをこの展覧会は教えてくれています。夏休み、ご家族で訪れてみてはいかがでしょうか?

実は、私は元素周期表が大好きです。中学生のころ、周期表を見たときに美しいと感じました。理由はわかりません。元素が原子核と電子からなり、それが整然と並び、たった原子番号の数が一つ増えただけで性質が変わる元素ってなに?と思ったのを覚えています。中学生のころは自分が何に興味を持っているのかわかりませんでしたから、元素周期表は私にとって、科学の分野に目を向けさせてくれたきっかけとなりました。いまや、毎日仕事の中で、元素と向き合い、格闘しています。毎日、水素からウランまでが分析対象で、元素周期表は私の仕事の道具の一つでもあります。でも、仕事から離れても元素周期表はやはり魅力的です。大学生のころから様々な周期表を集めてきています。毎日使っている周期表は20年以上使用しており、ぼろぼろですが捨てる気にはなれません。各社が独自の情報を入れて販促品として配布している周期表を入手するのも楽しみですが、現在のお気に入りは、世界で一番美しい「元素図鑑」*です。非常に美しい周期表で、各元素を丁寧に説明しており、i-Padでも入手可能です。i-Pad版では3Dであらゆる角度から元素の単体写真を見ることも可能。静かな夜、ワインを飲みながら、この元素周期表の本を眺めるのは至極の時です。変な趣味ですが……。
この特別展、10月まで開催されています。秋までに再度訪れたいと思っています。周期表コレクションも増やせたらいいなと思います。

*セオドア・グレイ 著, ニック・マン(写真)日本語版;創元社出版

2012年6月の記事一覧
  • 06月27日「Solar Farm」

■2012年06月27日 「Solar Farm」

先週、EAGのニュージャージーラボに行ってきました。ニュージャージーには半年に1回ぐらいのペースで訪問しています。目的は分析者とのコミュニケーションを図るためです。ニュージャーラボでは、アメリカ人が主体で、よりアメリカを強く感じます。東海岸は西海岸のシリコンバレーよりもより保守的なアメリカ文化を保持していると感じるので、我々にとっては文化の壁をより強く感じます。面と向って意見を交わし、相手の思考論理を知ること、我々の思考方法を共有することで日々の仕事をスムーズにさせたい思いがあります。

ところで、今回あらためてかの地で学んだことがあります。それは、クリーンエネルギーと経済性についてです。ニュージャージーラボのある街、East Winsor市には、巨大な太陽光発電施設が2つあります。一つはEAG-NJのすぐ隣、McGraw-Hill Companies(NJRクリーンベンチャー)が運営している太陽光発電施設です。2011年に完成し、稼働を始めているようです。58,803のパネルが敷き詰められ、最大発電能力は14.1メガワットだそうです。以前は、とうもろこし畑だった場所に太陽電池パネルがびっしりと設置され、その眺めは壮観でした。畑だった頃は、渡り鳥の休息場所でもあったようで、太陽電池パネル群に変貌してからは、渡り鳥を見られなくなったと嘆く声も聞かれましたが、太陽に向って輝く太陽光パネル群はまさに「Solar Farm」そのものでした。 そして、2つ目の太陽光発電施設は同じくEast Windsorにある「資生堂」の施設屋根とその屋外敷地です。こちらの発電能力は1.4メガワット以上、節電電気量は年間60%以上とか。詳細は、下記のwebsiteをご参照ください。
http://www.sunpowercorp.jp/success-stories/?relType=SP_Content_C&relID=1293997519218
http://www.youtube.com/watch?v=Y938J82DgiI
http://www.youtube.com/watch?v=QZhsNelSqrw

Solar Farmの写真

かつてトウモロコシが生い茂っていた畑は太陽光発電という最先端の施設となり、いまや先進国にとって食糧供給よりもエネルギー供給の方が急務の課題であることを改めて感じます。また、企業にとってもこのような事業は節電だけに限らず、企業の社会的責任(CSR)活動のアピールの場ともなり多くの効用を期待できるでしょう。ニュージャージー州では、他の街でも次々と太陽光発電施設が建設されています。これは自治体、企業、専門家、有識者、住民によるグループなどからなる組織 NJCEP* によるエネルギーの効率化とクリーンエネルギーの促進の成果です。地域に関わる全てが共同体となって、環境を保持し、コストを削減し、エネルギーも削減し、且つ経済発展も促すという強い意思が見られます。
今夏の日本はどこも電力不足で、省エネは必須です。政争に右往左往する政治家に任せるのではなく、我々住民が強力に参加し国、地方政府を動かしていかなければエネルギーと経済の再生はありえないと感じました。このニュージャージー州の動きはもっと勉強してみようと思います。
* NJCEP; New Jersey's Clean Energy Program

2012年5月の記事一覧
  • 05月16日「NMW2012、オーストラリア」

■2012年05月16日 「NMW2012、オーストラリア」

先週、シドニーで開催されたNMW2012展示会に参加してきました。 EAGでは、豪州で出展するは今回が初めてで、私自身も豪州は初めて。初めてづくしの1週間でした。鉱工業を中心とした展示会で、なじみのない企業が多く参加していましたが、初回にしてはよい感触を得られました。シドニー近郊では、政府の政策の元、多くの新興ハイテク企業が集まっており、新たな技術の開発拠点となろうとしているようでもありました。豪州・ニュージーランドは今やハリウッドを越えた最先端映像技術の創造の場でもあり、多くの映画や最新CG映像がこの地から送り出されています。鉱工業だけでなく新技術の創出という点でも注目に値する地域であると思いました。

このようなハイテク産業の台頭がある地に居て、米国・台湾・韓国などの先端技術を競っている国々と異なるものを感じました。それは、「大らかさ」です。人々はリラックスしていて、あくせくせず、非常に寛大です。地元企業を2社訪問したのですが、最先端の技術開発をしている研究者の方々も非常に穏やかで、忍耐強いと感じました。豪州でも御多分に洩れず緊縮財政で揉めているようですが、こういう国の雰囲気が別のアイデアを生み出す原動力になっているのだろうと思います。

この「大らかさ」はどこから来ているのだろうと考えました。オーストラリアは多くの人種の入植によって構成された国です。同様では、もちろん米国などがありますが、シドニーではより人種間の壁がないように感じました。米国では、地域や職種によってある特定の人種のみが固まっている傾向を目にします。例えば、シリコンバレーなどのある技術系ではほとんど中国系が占めたり、証券系では白人のみとか、レストランのテーブルでも同じ人種がグループをなすというケースが多いように思います。米国にいくと、法律上の差別はなくても、人種間の壁が依然としてあるということを感じます。それらが、オーストラリアではあまり感じられませんでした。今回訪れたシドニー周辺では、展示会でも、レストランに座っている各テーブルの顔ぶれを見ても、また、訪問した会社でも、複数の人種が同じグループ内で活動しているのを目にしました。それらには中近東系、東南アジア系、中国系、日系、西欧系、東欧系が一つのグループに含まれているのです。もちろん、シドニー1都市だけの、それもたった1週間の滞在ですので、偏った感想かもしれません。でも、このことが異なったものを容認する文化を作り出し、それが大らかさに繋がっているのかな、と感じます。会話をする際にもどの人も私の正確でない英語を本当に辛抱強く最後まで聞いてくれ、それから返事をくれました。このようなことは他の国では経験がありません。これも、多くの人種からなる文化だからこその寛容さではないかと感じました。
どちらにしても、興味深い1週間でした。シドニーは紅葉が始まっていました。旅するには良い季節です。

■2012年04月26日 「テクノロジーとイマジネーション」

先日、フランス映画「アーティスト」を観てきました。2012年アカデミー賞の作品賞、監督賞、主演男優賞を獲得した映画です。この映画、モノクロ・サイレントで1920年代のハリウッド映画界を描いているので、昔の映画と勘違いしそうになりますが、間違いなく2011年に制作された現代の映画です。3DやCG映画がメジャーになりつつあるこの時代にあえて白黒で、しかも無声にこだわった意図はどこにあったのでしょうか?

モノクロ・サイレントといっても、もちろん現代の技術はふんだんに使用されていて、陰影効果など視覚効果、一部音響効果は抜群と思いました。この映画も実は3D同様、最新技術があって始めて制作できた映画だと思います。ミシェル・アザナビシウス監督はあるインタビューで

「通常の映画ではできない、サイレントならではの感動のさせ方や表現方法がある。観客も音がない分、集中できる。自分たちの経験と想像力をフル稼働させてスクリーンに向き合おうとする。その点で、無声映画は観客のものの見方を変える効果があるのかもしれません」

と言っています。なるほどと思います。私も一人の映画大好き人として、映画は、最終的に作り手と観客が作り上げるものであり、観客の解釈が加わって初めて完成されるものと思っています。最近は制作者だけが満足している独りよがりの映画も多く見受けられます。その一旦が、3D映画ブームだと思うのです。3Dは確かにテクノロジーの発展にとって重要で、如何にリアルを追求するかを極める技術革新です。でも、制作者側だけでリアルを追求しようとするがあまり、観客を無視して、圧倒的な技術力を押し付けようとしているような気がします。でも、一方通行なだけで感動は伴いません。映画や芸術作品が本当に命を吹きかけられるのは、そこに観客のイマジネーション(想像力)が加わって完成するものだと思います。

さて、この映画、観客は無声映画を観るのは初めてなので、映画館内は終始空気が張り詰め、最後まで観客全員が息を呑んで物語の行方を見つめているのがひしひしとわかりました。映画の最後に、主人公たちの息遣いの音が入り「カット」というせりふが入ります。この瞬間、音の意味と音が作っている世界観を理解し感動は極限に達し、映画終了時に拍手が起こりました。3Dが好きな人も、是非音と色のない世界をあなたが持っているイマジネーションを総動員して堪能することをお勧めします。きっと新鮮な経験となるでしょう。

こういう技術開発の一端に関わっているのが私たちの仕事です。技術革新は必要です。でも、やはり人間が使うもの、という前提を忘れてはいけないように思うのです。技術の独りよがりは、大量破壊兵器や原子爆弾、身近なところではシックハウス症候群のような病気など、命を脅かすものに繋がっていきます。技術開発にも良い世界を作ろうとするイマジネーションが不可欠だと思いますが、いかがでしょうか?

■2012年04月19日 「新人トレーニング」

桜の開花が遅れていると思っていたら、あれよ、あれよという間に暖かくなり一気に桜前線も北上。関東付近ではもう葉桜です。先日までは枯れ枝のようだった街路樹も黄緑色に色づき、街は明るさを増しています。新年度のスタートから2週間が過ぎ、学校でも会社でも新人たちが新しい生活に慣れようとしているところでしょう。弊社でも新入社員を迎えて、一人前になるためのトレーニングの毎日です。

さて巷では、成人年齢引き下げ議論が活発になっています。成人年齢引き下げとは、20歳から18歳にするというもの。公民権や様々な法律、権利、義務に絡んでくる問題ではありますが、将来の日本の人口構成を考えると若者の有権者数を確保し、発言力を高めるには成人年齢を下げざるを得ないと思います。世界でも、18歳を成人と定めている国が大多数です。
個人的には、成人年齢の引き下げには賛成の立場です。法律の改定などのデメリットと同時に言われているのが、18歳では人として未成熟だとか、責任が取れない、などの意見です。 私はそんなことはないと思っています。未成熟とか、責任が取れないなどは、今の大人に対しても言えることであり、若者に限っていることではないと思うからです。大人になっても、いわゆるパラサイトチルドレンとか、アダルトチルドレンとかといわれて、親から独立しない人たちも多くいます。親元を巣立たない大人?の存在を棚上げにして、18歳の若者には責任が持てないというのは片手落ちの議論のような気がします。私は、高校生でも、大学生でも責任を与えれば、どの若者も自立した行動が取れるようになると思っています。
「今の若者は・・・だめだ」的な議論はいつの時代でもありました。私が若かりし頃もその時代の大人たちからそういわれてきました。いつの時代でも、年長から見る若者は頼りなさげに見えるものなのです。だからこそ、若者を信じて責任のある立場を用意すれば、おのずと若者は責任ある人になっていくと思います。むしろ、今の日本は失敗を許さない社会です。一度や二度の失敗を受け入れられる成熟した社会があれば、若者も失敗を糧にして成熟でき、それが結果的には社会をより良くする要因になると思います。また、小さい頃から、大人になるための教育や訓練を提供できる教育システムを構築すべきですし、親も子育てで、子供の巣立ちを手助けするための考えを持つべきと考えます。いつまでも真綿で包むように大切にし続けるのがよい子育てだとは思いません。
それにしても、この成人年齢引き下げ議論に当の若者たちが加わっていないのは間違っていると思います。当事者であるティーンエージャー達に公の場で意見を述べる機会をもっと与えるべきだと思います。

何はともあれ、トレーニングは独り立ちのための重要なアイテムです。何を、どのようにトレーニングすれば効率よく独り立ちを助けられるのか、会社にとっても重要な案件です。

■2012年03月16日 「花の季節ももうすぐです。」

春は花の季節です。梅、桃、モクレン、桜、ハナミズキ、つつじなど2月末から5月にかけて順に開花して街を彩っていきます。私は、特に桜(ソメイヨシノ)の前に咲きはじめるハクモクレンが好きです。 彩の少ない晩冬に白い花が芳香を漂わせて凛として咲く様は、初春の輝きを象徴しているようです。今年は、寒さのせいか、花の便りが遅いようです。青梅にある吉野梅郷でも12日ぐらいからようやく紅梅や白梅がほころび始めたようで、まだ見ごろまでにはもう少しだそうです。今年は梅と桜を一緒に楽しめるかもしれません。

日本では、桜が咲くと皆が集まって花見をしますが、花を皆で眺めるという風習は日本のみの風習だそうです。花見というと、ドンちゃん騒ぎの印象がありますが、「花の下でゆっくり・静かに杯をかたむける」なんて、風情があって素敵ですし、そんな心のゆとりを持って花を眺めたいものです。

さて、春というと産業界では春闘という一大イベントが毎年繰り返されます。70年代-80年代には春闘=ストライキとセットのような感じがあり、3月中旬から4月初めは交通機関の麻痺を心配したものですが、ストライキのニュースを聞かなくなってから久しい気がします。以前は春闘というと賃金アップを労使で交渉する場でしたが、今ではその目的は薄れ、だんだんと労働者の権利を守る交渉に変化しています。今年の春闘もどこも低調でベアゼロ回答、定期昇給凍結など各社の対応は厳しいものとなっています。「春よ、こい。はやく、こい。」と呼びかけたくなる状況で、冬の時期がいつまで続くのか不安が募ります。

それでも、日本にはまだまだ元気な会社、業界はいっぱいあります。それらがもっと前面に出て日本経済の牽引役になって、全体の底上げに貢献してくれることを願います。
「春は、そこまで来ています」と花の季節と共に実感したいものです。

■2012年03月15日 「震災から一年の節目を迎えて」

3月11日(日)、震災から1年目を迎えました。この1週間あまりはあの日を振り返る映像や記事を多く目にし、あの日の恐怖を思い出さずにはいられませんでした。

被災地ではまだ復興からは程遠く、生活維持もままならない被災者の方々が多くいます。被災地から遠く離れて生活する者にとっては直接的な影響は大きくはなかったけれど、その後の震災による影は経済にじわじわと影響を与え日本全体に及んでいます。特に、円高、電気料金値上げや、半導体産業によるリストラなど製造業には厳しい話題が続いています。それでも、私は日本が好きですし、日本で暮らしていることに誇りを持っています。
再度、「がんばろう。日本!」と声を大にして自分自身を奮い立たせなければならないと感じます。皆が前向きになってがんばることから復興を後押しできると信じています。
被災地の一日も早い復興をお祈りしております。

■2012年03月02日 「EAGの新しいメンバーのご紹介」

明日は3月3日、桃の節句です。女の子のいるご家庭では雛人形が飾られていることでしょう。私はひな祭りの時期が秋につづいて大好きで、次第に春の気配を桃の花、雛人形、菜の花などの春の食材から感じられるからです。こんな時、日本人でよかったとつくづく思います。

さて、2月末、EAGに新たに加わった2つのラボを訪問してきました。有機物や高分子の分析を得意とするラボで、1つは「EAG Life Science」、もう一つは「Chemir」と呼びます。2011年にEAGの傘下に入った会社で、まだ事業部の統一などは道半ばですが、今後日本でも高分子関係の分析に参入する上で重要となります。医薬品、医療デバイスを初めとして、有機物に絡むものであれば電子デバイスから薬、プラスチック、複合材料などあらゆる材料の化学構造解析、不純物や残渣測定、引張試験などの物理分析、合成とその解析、など非常に多岐にわたった分析を手がけています。また、Life Scienceでは使用環境を模した加速試験(例えば、経口環境試験など)や様々な規制に関して合否判定試験も行っています。弊社のホームページでも今後日本で展開していく分析内容をご紹介するべく現在準備中です。紹介ページが整いましたら改めて紹介したいと思いますが、ご興味のある方はEAGのホームページをご参照下さい。
http://www.eaglabs.com/
http://www.chemir.com/

これらの会社(事業部)はアメリカ中央部のセントルイスに位置しています。セントルイスを訪問するのは今回が初めてでしたので、どんな街なのか楽しみにしていましたが、夜遅く到着、早朝出発でセントルイスのダウンタウンを見ることが出来なかったのは残念でした。セントルイスは大リーグ、カージナルスの本拠地で、2011年はワールドシリーズでテキサス・レンジャーズを下して優勝しています。日本の選手も何人かは過去に在籍していたはずです。(確か、田口選手?) カージナルスの優勝記念グッズなど空港でたくさん見ました。また、今後セントルイスを訪れるチャンスがあれば、是非カージナルスの試合を見に行きたいものです。(もしかして、ダルビッシュ投手の移籍したレンジャーズとの試合が見れるかもしれないですね?)
ちなみに、チーム名のカージナルとはミズーリ州の州鳥である「ショウジョウコウカンチョウ」のことだそうで、カージナルスのユニフォームにもこの鳥がデザインされています。

■2012年02月13日 「セミナー御礼」

先週2月10日、第9回表面分析基礎セミナーを開催しました。ご参加いただきました皆様、寒い中ご足労いただき、真にありがとうございました。今回も定員を超える応募をいただき、ほぼ100%の出席率で終えることが出来ました。多少なりともお役に立てることが出来たでしょうか? 今回ご参加いただけませんでした皆様にはこの場を借りてお詫び申し上げます。

さて、このセミナーですが、2008年より始めて、年2回ペースで行っています。趣旨は分析結果を利用される研究者や技術者の皆さんに、どのような観点で分析を選択し、分析を進めるのかのご理解を深めていただくことにあります。そのため、内容は広く・浅く、本当に基礎です。分析を少しでもご存知の方には不満の残る内容かもしれません。このセミナーは弊社が日頃お客様と議論させていただく際に感じていることをきっかけとしています。 研究者の方は分析で何がわかるか、何がわからないかを知る必要がありますし、分析者側も研究者の方の目的を理解するには材料やデバイスの知識を知らなければなりません。どちらかの一方通行では目的にあった結果を得ることが難しい場合が多くなっています。分析に求められる内容も多岐に渡るようになっているように感じています。それだからこそ、少しでも研究者の方と分析者側の垣根を低くしたい、それがこのセミナーの目的でもあります。
講師は弊社の営業6人が担当しますが、全員が全ての分析技術の専門家ではありません。弊社は元々SIMSなどのイオンによる質量分析を最も得意としていますので、どうしても質量分析がより詳細になりがちです。今後も電子やX線を利用した他の分析技術の知識も高めつつ、お客様に必要な情報をご提供していきたいと思います。今後もご助言お願いいたします。

■2012年02月3日 「節分」

今日は節分です。さすがに、会社では豆まきはしませんが、従業員に豆を配りました。皆さんのお宅でも今夜は豆まきでしょうか?
この豆まき、室町時代からの習慣のようで、季節の変わり目には邪気(鬼)が生じると考えられていて、また季節の変わり目には邪気(鬼)が生じると昔から考えられていて、それを追い払うための行事の一つに豆まきがあるということのようです。この豆、「福豆」ともいい、自分の年の数だけ食べて、日頃の無病息災を感謝し健康を祝うようです。弊社でもこの福豆の恩恵にあずかれるよう、感謝しつついただきました。
明日は暦の上では「立春」です。まだ寒さ真っ只中という感じですが、少しずつ春の声が聞かれるようになるでしょう。福と共に春が来ることを期待したいと思います。
「鬼は外、福は内!」

■2012年02月02日 「貿易立国からの脱却?」

「1月は行く、2月は逃げる、3月は去る。」年の初めは何かとばたばたしてあっという間に時間が経ってしまうことからこのようにいわれているのでしょう。2012年も2月になりました。

さて、最近の日本経済の懸念は日本の貿易収支が赤字に転じたことでしょう。米国の新聞紙上でも日本の時代は終ったと報じているものもあるようです。私の世代は、学校で「日本は原料を輸入して加工し付加価値を付けて輸出をし、外貨を獲得することが日本の産業だ」とずっと教わってきて、それが頭に刷り込まれています。いかにして工夫をしてよいものを作るか、が日本人全員に課せられた使命のようなものだったと思います。それを土台にして一生懸命働いてきました。しかし、バブル経済崩壊後少しずつ日本のおかれている状況や世界状況は変化し続け、いまやものづくりの競争は世界規模となりました。70年代はものづくりの競争相手はもっぱら欧米先進国でした。その中で多くのジャパンバッシングもありましたが、最終的には日本の製品は世界に受け入れられてきました。今その状況は韓国製品や台湾・中国製品やアジア製品に移ってきています。「良いもの」の寿命も短くなり、人々もより良いもの、より便利なものへの変化はどんどん短くなっています。

「輸出で稼ぐ」からの脱却を急ぐ機運は強まっています。これが生産拠点の海外流出につながり人員削減などのリストラへと続いています。ビジネスや産業のあり方を根本から変えていかなければいけないと思うのです。しかし、子供の頃から「輸出で稼ぐ」事を刷り込まれてしまっている私たち世代にはその考えをまず捨てることがなかなか難しいように思います。そうなるとそのような教育を受けていない、既成概念を壊す若い力が必要で今がそのときであると思うのです。 江戸末期、既成概念のない多くの若者が幕末の動乱をリードし、維新を成し遂げました。今の状況はまさに幕末のそれに少し類似しているように思えるのですが、いかがでしょうか?

■2012年01月23日 「忘れえぬ出来事」

先週、1月17日、阪神淡路大震災から17年目を迎えました。昨年3月の東北大震災の記憶も新しいですが、私にとって1995年1月17日は記憶にとどまり続ける出来事です。

あの日、私は尼崎で商談のため朝早くから準備に大忙しでした。 朝、大阪に向かい前日に来阪しているアメリカ人と合流、お客様を訪問する事になっていました。新幹線で大阪に向う前に、息子を知り合いに預けるため5時前に自宅を車で出て、知り合いの家に行く途中ガソリンスタンドに立ち寄りました。時計をみて5時48分だったのを記憶しています。そのとき、ガソリンスタンドのラジオから緊急ニュースが流れ「ただいま京都付近で大きな地震があった模様」と告げました。ラジオは神戸とも淡路とも言わず、「京都付近で」と告げていただけでした。すぐに思ったのは、「新幹線が遅れる・・・。」という自分の予定の心配でした。知り合いの家に行き、TVでニュースを確認させてもらいましたが、やはり明確な情報がなく神戸が被災地であることすらわかりません。とりあえず、関西に向うべく東京駅に行きましたが、JRも情報不足のため混乱しており、駅員と乗客が右往左往しているばかりでした。空路を確認すべく浜松町に移動し、そこで再度TVをみて、初めて横倒しになった阪神高速や火に包まれている神戸を目にし、ようやく大変なことが起こっていると認識しました。地震の第一報を聞いてから約2時間が経過していました。その時から私の仕事はお客様と大阪にいるアメリカ人の安否確認と救出に注力する事になり、空路で関西に入るべく航空券を入手する長い列に並び、2時間並んでようやく夕方の伊丹行きの便を確保、情報入手のため一旦社に戻りました。結果としては、女性が向うのは危ないということで上司がアメリカ人救出のために伊丹に飛び、私はお客様との接触を試み続けました。夕方ようやくお客様と連絡が取れ、無事を確認でき、ミーティングはキャンセル、夜には、上司が何とかアメリカ人がいるホテルにたどり着き、無事を確認できました。
神戸には親戚を含めて知り合いがたくさんいたので安否確認も大変でした。 1ヵ月後、被災した友人を見舞うため、神戸に入りました。その様子も記憶から消すことは出来ません。道路などの瓦礫は撤去されていましたが、見慣れていた町並みは壊滅していて住所を聞いてもどこを歩いているのかわからない状態でした。友人とは避難場所で再会し、元気な姿を確認して互いに涙しました。

阪神大震災と3月の関東東北大震災の違いは、携帯インターネット通信網ではないでしょうか。1月17日のあの日、携帯電話を持っている人は少なく、また携帯メールはなかったので事実を知る手段はTVなどのマスメディアだけでした。今は個人がインターネット網を携帯し、簡単に震源や被災地の姿が瞬時にわかります。しかし、本当に確認したい事柄は通信が集中し、結局混乱が生じたのは17年前と同じだったように思います。これは技術やハードは進歩しても運用面やソフト面での問題があるのでしょう。 それともそれを使う人間が学習していないためでしょうか? 災害がある度に我々は改善しているはずです。でも、そこには常に「想定」という文字があり、災害は想定を超えてやってくるものである事を我々は認識できていないように思えます。

■2012年01月06日 「新年のご挨拶」

新年明けましておめでとうございます。

自然災害に翻弄され続けた2011年を終え、新たな年を迎えることが出来ました。被災地ではまだ復興途上ですが、前進できる年であることを願います。

さて、今年弊社は20周年を迎えます。1992年10月設立時には20年どころか、10年先も想像することすら出来ませんでしたが、こうして20年間存続でき、お客様と共に歩み続けられたのはひとえにお客様あっての賜物です。
この場を借りて、御礼申し上げますと共に、今後も一層のお引き立て、ご助言をいただきたくお願いいたします。

昨年の大震災で全ての人が感じたのは「普通」の大切さだったのではないでしょうか? 普通に目覚め、普通に会社へ行き、普通に仕事をし、普通に過ごす。普通に生活することの喜びは、お金に勝るものであることを実感しました。
昨年の体験後に訪れるこの20周年には、重みと大いなる意味を感じます。浮かれることなく地道さを忘れるなと、叱咤されているようで身の引き締まる思いです。日本の産業は為替、株安、空洞化の中で大きな岐路を迎えています。
弊社が置かれている立場も益々厳しいものとなるでしょう。だからこそ「地道に」進むことがなにより重要になって来るでしょう。反省と改良を怠らず、一歩一歩前へ歩んでいきたいと誓いを新たにがんばっていく所存です。

2012年が、皆様にとりましてよい年になりますことを祈念いたします。

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